設計者選定・メニュー

設計者選定について

設計者選定方式〜設計競技(コンペ)の流れ

1. 設計者選定方式の決定

プロジェクト計画機関への設計者選定方式に係る支援を行います。
公平性、透明性、客観性をもつ設計者選定が可能な方式などのアドバイスをします。
  • 設計競技開催に伴う運営経費(審査員報酬、旅費日当、印刷費、人件費、技術経費等)は、福島県建築設計協同組合の教育事業費の中で対応するためプロジェクト計画機関の負担は一切ありません。
設計者選定方式が決定されれば「設計競技開催」に向けて準備に入ります。
設計競技 事務局を設置します
  • 事務局は、設計競技の準備、実施、設計者の特定に至るまでの全プロセスにわたり、審査委員会を支援し運営全般を行います。
設計競技 審査委員会を設置します
  • 審査委員会は、建築設計などの専門的な見地から重要な役割であり、当該プロジェクト関係者、学識経験者、建築専門家等で構成します。
  • 審査委員の選定及び審査委員への委嘱等につきましては、当該プロジェクト担当者の 方々と協議を行いながら事務処理を行います。
関係書類の作成
  • 関係書類の作成にあたっては、基本構想の内容確認を行った後、当該プロジェクト担当者の御指示により整理します。
    (1)プロジェクトの目的・理念・意志決定体制(審査委員会)等
    (2)プロジェクトスケジュール・予算・建設計画等
    (3)設計諸条件(敷地、施設の用途・構造・規模・必要所要室)等
関係書類の整備
  • 設計競技開催に伴う関係書類を作成します。
    (1)設計競技審査委員会設置要綱(案)
    (2)設計競技実施要項(案)
    (3)設計競技に係る業務実施要領(案)
    (4)その他設計競技に必要な書類

2. 『設計競技(コンペ)』の開催

設計競技 第1回審査委員会
設計競技実施方針等を決定していただきます。
  1. 現地視察
    近隣・立地条件等を確認いただきます。
  2. 設計与条件、応募設計図書条件等の決定
    基本構想確認後決定していただきます。
  3. 設計者(入選者)特定方法決定 審査会進行方法等を決定していただきます。
設計競技 現地説明会
現地案内・設計競技実施要領等について説明します。
  • 審査の公平性、透明性、客観性を確保するために、現地説明会を報道機関に公開し、現地説明会においては審査委員名を公表し、審査過程すべてを公開することを説明します。
設計競技実施要項等に係る質疑
現地説明会出席者全員に回答します。
設計競技参加表明書受理
参加者表明者名簿等作成します。
設計競技応募設計図書受理
匿名での審査となるため「作品番号」を付します。
審査会資料作成
設計与条件、応募設計図書条件等の確認結果表を作成します。
  • 各与条件等に対する応募作品の提案内容について、作品番号順に与条件等と比較できる資料を作成し、審査委員会において失格者の有無が容易に判断できるようにします。
事前審査
各審査委員に「応募作品」を郵送し、事前審査をお願いします。
  • 各審査委員には、審査会において活発な意見交換をしていただくために、「全応募作品」について事前審査を行っていただくこととしております。
設計競技 第2回審査委員会
公開審査会に向けて事前確認をします。
  1. 「応募作品」について、確認結果表により審議を行い失格者の有無を判断していただきます。
  2. 公開審査会の進行方法等について再確認していただきます。
    ※傍聴されている方々への配慮から、スムーズな審議進行をしていただくために予定時間等の確認等をいただきます。

3. 『公開審査会』の開催

審査会の進行については、設計者の特定に至るまでの全プロセスについて審査委員会が行うこととしております。
※ 投票等に関わる「用紙配付」・「集計」等については、事務局職員が行います.
1. 第一次審査会
(1) 全応募作品について「意見交換」を行います。
(2) 投票により「ヒアリング要請者」を選定します。
※ 傍聴されている方々の前での投票となります。
※ 「ヒアリング要請者」数は、「設計競技実施要項」で定めます。
◆ 公平性から、ヒアリング順番を審査会場で公開抽選にて決定します。
2. 第二次審査会
(1) ヒアリングは、「応募作品の追加説明」を受けた後、「質疑・応答」を行います。
※1要請者あたりの時間については、「設計競技実施要項」で定めます。
◆公平性から、ヒアリング要請者は審査会場への入室を制限します。
3. 入選作品選定
(1) ヒアリング要請作品(第二次審査対象応募作品)について応募作品番号順に「意見交換」を行います。
(2) 投票により「入選作品」を選定します。
※ 傍聴されている方々の前での投票となります。
4. 投票結果の発表
事務局より、投票数の多い「応募作品番号」を読み上げします。
※ 投票方法により、傍聴人の立会等をいただくこともあります。
5. 入選作品の決定
投票結果により、「上位3点の応募作品」を決定します。
※ 「設計競技実施要項」で定めております。
6. 入選者発表
事務局より、「入選作品」の応募設計事務所名を発表します。
 「最優秀賞」 ・ 「優秀賞」 ・ 「佳作」
7. 設計競技審査委員会 委員長総評
委員長より、設計競技全般についての講評をいただき、審査会を閉会とします。

4. 『設計競技 審査講評』の公表

『設計競技 審査講評』の作成
設計競技審査委員会 委員長にお願いします。
事務局において、関係者へ通知します。
通知先は、次のとおりです。
  • 設計競技審査委員会 全委員
  • 当該プロジェクト 関係者
  • 設計競技 全応募設計事務所
  • 報道機関(県内建設関係業界紙)
※福島県建築設計協同組合ホームページにも掲載します。

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