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「第2回情報システム委員会」の開催状況報告

2018.3.27

 3/25(月)に杉妻会館(福島市)で第2回情報システム委員会を開催しました。当日は委員長の嵐繁雄氏(嵐設計事務所)、副委員長の渡辺富夫氏(渡辺建築設計事務所)、委員の明石茂樹氏(明石設計事務所)、幕田宙晃氏(共立建築設計事務所)、鈴木利有規氏(白井設計)及びシステム開発・維持管理を担当しているCSD(株)の前後部長の計6名による委員会の開催となりました。事務局からは佐々木専務理事、松浦事務局長、遠藤主任が出席しました。


 第2回委員会では、①EDS積算ソフトの今後の対応、②情報システム委員会の所掌事務について意見交換しました。
①EDS積算ソフトについては、
1)開発目的の共有化
 自治体が活用しているエスティマとの互換性は情報公開されている範囲での互換性はあるものの非公開データにエラーがでる項目があることを発注者や利用者に認識していただく必要があること、また、組合HPのEDS情報案内欄でこれらの前提条件を表示することなどの意見が出された。
2)EDSデータ更新等の役割分担
 現在は嵐委員長の事務所で建築編の多くを担当している。また、設備編は福島県設備設計事務所協会で担当している。分担しにくいことから次年度も今年度同様に進めることとした。
3)単価更新時期の情報開示内容
 前回委員会要望等を踏まえ、事務局より福島県に単価改正時のHPでの情報公開には新旧対照表や改訂箇所朱書き等により容易に改訂箇所が検索できるよう要請した。このこともあり改訂部分が分かりやすくなった。
4)特記仕様書等の改正内容の公表
 福島県が公開している特記仕様書等が3)同様に新旧対照表や改訂箇所朱書き表示で見やすくなった。要望に対する結果と評価している。
5)利用者からの要請対応
 設計書様式で工種・数量等で変更が出た場合の設計変更欄追加の要望があるが現状では特に発注者要請もなく支障がないことからエスティマ変換対応までの必要はないと判断した。ただし、利用者が手持ちの参考資料として当初・変更後を比較できるよう設計書様式を二段書きするなどの対応を検討することとした。

②情報システム委員会の所掌事務
1)組合受託業務のデータベースの共有化
 現在、組合HPの更新作業を行っている中で、組合員に限りアクセスし活用できるデータベースの充実を図ることとしている。この内容を検討する委員会等を設置していないことから理事会承認されれば当委員会で所掌することとした。
2)福島県委託業務特記仕様書・工事概要書等のCAD変換データの作成
 福島県が公開している特記仕様書等の改訂データはエクセルデータである。現状では各社がそれぞれCADデータに変換して設計図書として発注者に納品している。このデータを組合が各社のCADシステムと互換性のあるCADデータに変換し組合員アクセスのデータベースに掲載しダウンロードできるようにすることとした。