発注者のみなさまへ CLIENTS

事業主に技術者がいない。担当者に知識や経験が少ない。設計事務所に直接発注しにくい。私たちが皆さまのお困り事のお手伝いをします。

施設名:楢葉町立あおぞらこども園(平成21年度:福島県建築文化賞正賞受賞)

はじめに

   

事業主の皆様に対しては、これまでの組合業務実績や近年の調査・研修を活かし、建築の調査・企画、設計・監理、維持・改善等に関する様々なご要望にお応えしています。"特に、事業主に技術者がいない、担当者に知識や経験がない、設計事務所に直接発注しにくい"、とお考えの次の3つの業務を中心に無料相談に応じています。(相談業務要領)(受注・相談体制)
なお、福島県をはじめ多くの市町村等からの受託業務は、単独設計事務所を対象とした競争入札に馴染まない業務(構想・計画から設計・工事監理まで同一担当者による一連の業務、プロポーザル等の設計競技を伴う設計者の選定及び設計・工事監理業務、組織力の必要な複数棟の調査・診断・分析等の業務)などを中心に、自治体支援の立場で受託させていただいております。その際に担当する組合員には公共事業実績等の加入条件(組合加入者資格審査基準)を付していることから、その対応力は高い評価をいただいております。

業務のご案内

  1. ○施設建設のための設計・工事監理業務のお手伝いをします

    ●設計・工事監理委託料の算出は?

    自治体が採用している設計、工事監理等に関する業務報酬基準(国土交通省告示第98号)の報酬規定に基づき設計業務委託料を算出し、随意契約による見積合わせにより業務を受託しています。なお、当組合との契約には設計者選定事務(プロポーザル方式に伴う外部審査員経費含む)をはじめ一連の設計業務の全てを含めており、事業主の皆様にその他の経費を計上していただく必要はありません。

  2.          

    ○施設建設のための条件整備業務のお手伝いをします

    新築・建て替え等の施設整備を進める場合、設計者(設計事務所)を決定する前段階の基本構想・計画策定等に関する企画・立案業務をお手伝いします。(国土交通省資料参照:公共建築事業の発注フローにおける課題、事例等について)

  3. ○施設再利用のための条件整備業務のお手伝いをします

    近年、国のインフラ長寿命化基本計画を受け、自治体では中期的な公共施設等総合管理計画策定が進められています。次に必要となるのが5~10年の施設整備計画です。公共建築物の維持管理計画策定や増改築、リユース・リフォーム等による施設改修計画、単一設計事務所には委託しにくい複数棟の調査・診断、構想・計画、改修設計・工事監理等の企画・立案業務をお手伝いします。


    ●プロポーザル方式とは?

               

    近年、施設整備に最適な設計者を選定するプロポーザル方式の導入が増えています。その理由は、単に価格の安さだけで選定する一般競争入札では事業者が期待した結果が得られないケースが生じているからです。特に不特定多数の人々が利用する施設や事業者側に設計に関する知識や経験がない場合はそのようなリスクが高まります。そのため、公募等により複数の応募者からその目的に合致した技術提案をしてもらい、その中から企画・提案力のある者を選ぶ方式が取り入れられています。それがプロポーザル方式です。具体的な設計は設計者の選定後に事業者との共同作業により進められるため 質の高い建築設計が可能となります。詳しくは、「プロポーザル設計者選定の流れ」をご覧下さい。(学校施設の設計者選定:プロポーザル活用要請)